Mine 8
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「千早。きっと痛いと思うけど……なるべく痛くないように、してあげたいで……ここ、舐めるでの。嫌すぎたら言って」 「……え?」 千早が目線を下げてきたが、新は真面目な表情を崩さない。 「恥ずかしいけど……いいよ。新の……思った、通りで……いい」 (分かってくれて、嬉しい。ありがとう……) 出来るだけ驚かせたりしないよう、そっと舌先を触れさせた。 「……あ、っ?!」 細い腰が跳ねている。それを隠さないのは、自分だけのものにしたいという言葉に応えてくれているからだ。新の目が滲みそうになった。 千早の腰が揺れるたびに、そこが新の目を強く惹き付ける。 (恥ずかしいんやろうって分かってる。……けど、おれは千早が、全部欲しい。痛い思い、させたくない……) さっき指で探り当てた小さくてぷっくりした粒。そこに舌を這わせて下から上に舐め上げた。 「あ、あ……ああっ! やぁ、んっ! 新、あっ、あら、た……っ!」 どうしようもなく悩ましい声が頭上から降ってくる。舌を動かすタイミングを変えるだけでも、千早が上げる声の艶めかしさが増すのが分かり、思い切って唇で含んで吸い上げる。次の瞬間、千早の脚がぴんと突っ張った。 「……っ?! あ、やぁ、私……っ、新、新ぁ! っあ、ああ、っ、あぁぁっ!」 感極まったように声を上げ、千早の全身が震えた。目で確かめるまでもなく溢れている蜜が、今千早に何が起きているかを新に教えてくれている。ついに抑えきれなくなり、さっき床に落ちた箱を開けて中身を一つ取り出した。 「もう、おれ……待てん。今すぐ、千早が欲しい。全部おれのもんに、したい」 口から飛び出す自分の声がひどく上擦っている。まだ荒い息を吐いたまま、千早の片手が頬に触れてきた。 「して……? 新の、ものに……。今」 掠れた声が応えてくれ、新は一度身体を離してパッケージの封を切り、ゴムを被せて千早の上に覆い被さる。 「力抜いてて……。入れてく」 指先で千早を開き、はち切れそうな熱を狭い入口に宛がう。求めるままに新は腰を沈めていった。 「んっ……あ、っく、ぅ……っ、……ぁ……っ」 それでも食いしばった唇からは、初めての痛みを堪えている声が漏れた。心配だが告げた通り、応えてくれた通り、新はその中を進んでいく。 最後の抵抗を突き破ると、きつく瞑っていた千早の大きな瞳が瞠られて、涙がすうっと流れ落ちた。 「……ぜん、ぶ、……入った、の……?」 「うん。中、分かる、か? 千早を、おれだけのもんにした、って」 千早が小さく頷いてから言葉を紡いでくる。 「……新も、もう、わたしの、ものだよ……」 まだ少し荒い呼吸の合間に、新の意表を突くように言われたそれに少しだけ驚いたが、言われてみれば納得だと笑みを浮かべた。 「ほうやな。……手、繋ご。……動くざ?」 千早と手を繋ぎ合って、新はゆっくりと千早の中を行き来し始める。 「……ん、……う、ん……っ」 やはりまだ辛いのか繋いだ手に力を込め、呻いているような声を時折千早が零している。なるべく負担をかけないように、新はペースを崩さず、緩やかに動いた。 (すごい柔らかいのに、締め付けてくる……! さっき出してるのに、保つ気、せん……!) 痛くしないよう今の速さで動いてあげたいと考える一方で、思うまま腰を使って千早を貪りたいとも思ってしまう。結局ここでも衝動との戦いになるのかと、苦笑したくなる。 「あらた……。無理、しない、で……動いて……。っ、もう、平気……だから」 無理をするなと言う千早の方こそ、無理に堪えているのではという気がして新はかぶりを振った。 頭を動かした拍子に千早に入り込む角度が少しずれたのか、千早の中が一際きつく新を締め付けてきた。 「えっ?! ……あっ、そこ、やだぁ! また、さっきみたいに、なっちゃう……!」 「……ここ?」 同じ位置に届くよう、新は腰を送ってみる。 「あ、あぁ……っ!」 どうやら千早が感じる箇所を探り当てたらしい。新は自分の心に浮かんだままを千早に届けた。 「おれは……千早を、いかせたい。さっきみたいに。……何度でも」 「……けど、頭、あんっ、真っ白で……、んっ、変に、なる、から……っ」 千早の文句を新は同じ所を突いて断ち切る。 「もう、無理も遠慮もせん。本気で、動く」 言うなり千早の中を貪るように力強く動き出す。千早が手をきつく繋ぎ直しているが、新はそれを綺麗に無視して腰を突き入れた。 「あ、あっ! ダメ、そこダメ……っ! あぁっ、あんっ! っふ、ぁ……っ!」 繋いだ手を離して、千早が背中に縋り付く。 「……千早は、おれのや。ダメも、なんもない。……おれかって、すごい、気持ちいいし」 勝手な事を言いながら、千早の片脚を腕で抱え上げて一気に奥まで届かせた。 「っ、あっ! 新、新……っ! 私、わたし……っ、もう……っ!」 白い喉をさらけだして仰け反る姿に煽られて、新の動きはさらに激しくなる。 「やぁ……っ! あ、あ、もう、ほんとに、新、あぁっ!」 「……いきそう?」 そう問う新自身、千早にきつく締められて長くは保ちそうにない。 それでも奥歯を食いしばり、千早を頂点まで押し上げようと叩き付けるように動いた。 「んっ、いき、そう……っ! 新、私……っ、新っ! もう、もうダメぇっ!」 吸い付いて一番奥まで新のものを引き込むように千早がひくつき、ついに大きな波に飲み込まれて全速で動き出す。 「……っ! おれも、もう……堪え、られん、千早、一緒に、千早……っ!」 「っふ、ああ、あ、あっ、ダメっ、いく……っ! あぁぁ……、ああっ!」 身体を大きく震わせた瞬間、千早の奥から熱い飛沫が吹き出した。 「く……ぅ、……っ!」 絡みつかれ腰から溶けてしまいそうな、目も眩む感覚の中、千早をきつく抱いて新も全てを放った。 |